自動車、家電、飲料など多くの業界で、製品のコモディティー化が進んでいます。化学品も例外ではありません。その中で、如何に付加価値の高いものを生み出し、研究開発から営業の末端までの全員が同じ方向に向かって戦略を執行していくかがテーマでした。まず最初の45分でサイエンスとテクノロジーの未来、業界環境の未来について講演をした後、8つのチームに分かれて、戦略執行の障壁、その要因について自由に意見を出し合っていただき、休憩を挟んで1時間半、フランス人、ドイツ人、オランダ人、イスラエル人、日本人が全体討議を行いました。80人を相手にしたファシリテーションでエネルギーを使い果たすかと思いましたが、皆さんのエネルギーに助けられ、歴史的シャトーでの半日のワークショップが終了しました。半年経った今も、自主的に活動を継続していると聞きました。