地政学は面白い: 5月13日、蟹瀬誠一さんによる講演のファシリテーションをさせていただきました | ビジョン、デザイン、戦略、未来、中期経営計画、グローバル経営

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戦略の視点

2019.05.15 リベラルアーツ

地政学は面白い: 5月13日、蟹瀬誠一さんによる講演のファシリテーションをさせていただきました

国際ジャーナリスト・キャスター、明治大学国際日本学部教授、外交政策センター理事、という肩書きをお持ちで、私が日頃から尊敬している蟹瀬さんとは、これまで企業向けの仕事で数回御一緒させていただいていますが、今回は、パリクラブ、在日フランス商工会議所共催でSalon de Paris Clubにお招きし、新たな三国志、トランプ色に染まる世界、日本の選択という3本柱でお話いただきました。

共和党の大統領は神に選ばれた人であると信じるエヴァンジェリカルズが岩盤支持層となっているドナルド トランプ。政治を民主化しなくても経済の発展は可能だと考え、社会資本主義に自信を深めている習近平。そして、武力行使に躊躇なく、サイバー攻撃で米欧を分断させようとしているウラジーミル プーチン。この三人が繰り広げる「新たな三国志」とそれがもたらす世界情勢に続き、今後の日本のリーダーシップのあるべき姿についても提言いただきました。

日本で出版される書籍は、「ブーム」を反映してか「地政学」を書名に付けることが多く、翻訳本でもオリジナルの書名をガラリと変えてしまいます。地政学というと身近に感じられないかも知れませんが、海外と接点を持っておられる方々には、相手と共通の話題を持つという意味で、是非お勧めしたいジャンルです。相手と共通の話題を持つことが、信頼関係を築く出発点になると考えるからです。

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