1つ目は、一対多を想定したコミュニケーションスキルであるファシリテーションスキル。ファシリテーターはミーティングの進行役と言えるかもしれませんが、実はそれを遥かに超える役割を追うことになります。まず、ミーティングの目的、内容、参集範囲を確定し、会議招集をします。そして、ミーティングの最中は発散と収束の促進、時間管理に加え、一定レベル以上のアウトプットを出せるようコントロールしなくてはなりません。ファシリテーターとしてのDO'S & DON'TSを体系的且つ実践的に習得することができます。
2つ目は、主に一対一を想定したアクティブリスニングですが、実はこのスキルは一対多にも十分適用可能です。"リスニング"という受動的な行為に能動的という意味の"アクティブ"を付加するのは違和感があるかも知れませんが、これは相手が積極的に話してくれるよう、主体的に働きかけるという意味を込めています。「聞く・聴く」というレベルには5段階あります。このことをまず理解し、このスキルをコーチングスキルに発展させていきます。
3つ目は、論理的思考です。時間のないトップマネジメントに対するプレゼンテーションでも、あまり自信のない英語でのコミュニケーションにおいても、論理的思考能力を向上させると効果は格段に上がります。実はこれは戦略的思考の要でもあります。戦略策定のプロセスを踏みながらロジックツリーを使いこなすことによる論理的思考能力向上プログラムをあらゆるマネジメント層に提供しています。
ワークショップ・研修事例
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1. 戦略策定ワークショップ(言語:英語、日本語)
2日から3日間の戦略策定をテーマにした研修プログラムはグループワークで行いますので、ファシリテーションスキル習得はプログラムの中で必須となります。幹部候補、部長層、マネジャー層を中心に日本語、英語でプログラム提供します。 -
2. 組織開発ワークショップ(言語:英語、日本語)
1日から3日間の組織開発をテーマにした研修プログラムでは、組織と人財に関連付けて、アクティブリスニング、コーチングスキルを実践形式で習得していただきます。幹部候補、部長層、マネジャー層を中心に日本語、英語でプログラム提供します。 -
3. アクションラーニング(言語:英語、日本語)
5回から10回程度の幹部候補を対象とした研修プログラムは、殆どのケースで社長に対する発表を最終アプトプットとしていただきます。その際、インストラクターとして当社代表が提言のテーマ選定、データ収集、分析、論理構成、ストーリーまで、プレゼンテーション準備から発表までの全プロセスの支援を懇切丁寧に行います。