経営課題と解決 | ビジョン、デザイン、戦略、未来、中期経営計画、グローバル経営

(株)日仏経済戦略研究所

03-5219-1466 受付時間 9:00〜18:00(平日)

経営課題と解決

解決へのパターン

パターン1

未来・長期戦略

中期経営計画

BSC構築

マネジメント研修

VUCA*の世界では、業界と業界との境界がどんどん薄くなっていき、マーケット、顧客、競合の定義が激変します。未来を見通しにくい状況であるからこそ、マクロ環境分析**と、シナリオ プランニングをベースに長期戦略を策定し、環境変化の仮説、長期の方向性、目標を示します。続いてミクロ環境分析***、経営資源分析等を経て中期戦略(中期経営計画)を策定します。中期経営計画ではグループ各社、各部門のアクションがアウトプットとなるため、その確実なフォローアップを狙い、プロセス指標と結果指標を整備し、全社レベルでBSCを構築します。さらに、管理職の戦略策定・執行リテラシーを高めるため、問題解決、戦略策定、組織デザインのマネジメント研修を実施し、現場への浸透を図ります。

*: Volatility (変動性)、Uncertainty (不確実性)、Complexity (複雑性)、Ambiguity (曖昧性)

**: 政治・法的、経済的、社会文化的、テクノロジー的環境等の分析

***: マーケット、チャネル、競合、ベンダー等の分析

パターン 2

ビジョン構築

役割定義

日本人との相互理解

トランスナショナル

世界中の全拠点で整合性あるビジョンを構築するために、日本、東アジア、環太平洋、欧州中近東アフリカ、南北アメリカと全世界を5極に分け、各極に地域毎、国毎のレポーティングラインとサポーティングラインをデザインし、双方向ワークショップを組織的に開催します。その過程で、本社・各拠点の役割を明確に定義し、組織体制を構築します。不定期にカルチャーをテーマとした日本人と非日本人混合のワークショップを実施し、日本人向けにはトランスナショナル マインドセットのワークショップを実施することにより、全世界one teamを目指します。

パターン 3

財務目標設定

現場支援のサイクル

BSC構築

ガバナンスのサイクル

これはとてもチャレンジングなパターンです。先ず中期経営計画、年度計画における財務目標を確認しますが、プロジェクトによっては、予算を上回る利益目標を経営者または海外法人社長と合意することがあります。目標が確定したら、海外法人社長+全部門長との建設的な協議を通じて、当該法人の目標を各部門に割り振ります。部門目標に合意した部門長は自部門が目標を達成するための施策抽出とフォローアップのための部門内週次ミーティングを継続します。コンサルタントは分析ツールを提供し週次ミーティングの経過をモニターしながら、現場支援のサイクルとBSCを各チームとの共同作業で構築していきます。海外法人全社BSC体系と、海外法人社長、親会社の経営指標を統合し、グループ内コックピット(階層化された経営指標)を形成します。国内で完結する場合も同様ですが、全社が当事者意識を持つことが成功の鍵です。

パターン 4

経営診断

オペレーション改革

マネジメントルーチン

BSC構築

海外拠点もしくは海外買収先の財務諸表分析、社内資料精査、経営陣インタビュー、オペレーション分析により経営診断を行います。診断結果をベースに、オペレーション改革を行い、現場→海外法人社長→親会社社長のレポーティングとフィードバックからなるガバナンスのサイクル、現場支援のサイクルを確立し、BSCを構築することによって、本国トップのマネジメントコックピット(階層化された経営指標)と海外法人社長のコックピットを繋ぎます。国内で完結する場合も同様です。

パターン 5

サクセッション プランニング

コンピテンシー評価

マネジメント研修

エグゼクティブ コーチング

一部の企業では、欠員補充ではなく、サクセッション プランニングの考えに基づき、将来のグループ会社社長を長期的に育成し始めています。戦略の確認を経て、将来のトップのあるべき姿をベースとしてポジションスペック(要件と職務記述)を固めます。次に、次期グループ会社社長候補となる幹部候補を選別し、後継者候補プールを形成します。その過程で、中長期戦略の優先事項に沿ったコンピテンシー評価を行います。チームでの経営を想定し、プール人財を対象とした議論中心のマネジメント研修とエグゼクティブ コーチングを中心とした育成計画を実行します。このようにして、選別と育成を毎年継続していきます。

パターン 6

カルチャー

問題解決・論理的思考

業務プロセス改革

BSC構築

「計画通りに進まない」という困難が、設立後3年程度経過した海外法人でよく見受けられます。初期においては、カルチャーが原因であると認識される場合が多いです。そこで、先ずはカルチャーを主題としたワークショップを行いますが、戦略、組織などに関して解決すべき重要な問題が複数提起されます。これらをチームで解決するため、ツール、フレームワークを駆使して問題解決・論理思考を習得するための2回目ワークショップを実施します。原因が明らかになり、取るべきアクションが明確になったところで業務プロセス改革に着手し、BSCを活用したプロセス管理、結果管理体制を構築します。これらにより、継続的パフォーマンス向上を目指します。
PAGETOP
▲ PAGETOP